アラフィフ「お一人様」気ままな人生〜的なBLOG

ベーシスト佐瀬正の旅行日記、自分の仕事で学んだ事、お気楽人生観、その他いろいろ

カテゴリ: 映画


監督はジョン・マッデン、
主演はジェシカ・チャステイン、マーク・ストロング、サム・ウォーターストンのサスペンス映画。

「女神の見えざる手」(Amazon Prime Videoより)

簡単に言ってしまうと、大手ロビー会社の敏腕女性社員が自分の信念を曲げてまでの仕事は受けずに部下を連れて小規模のロビー会社に移って、銃規制法案を通そうとするのだがそのやり方がすごい事。いろいろなどんでん返しがあってなかなか見応えがある映画でした。

現実ではここまでは上手くいくとは思わないですが、法律を犯してまでのやり方には問題あるでしょうが、銃規制法案というトピックはアメリカではかなりの分厚い壁なので、現実との対比としてはアメリカ人がどう受け止めているのか興味はあります。

オススメ映画ですね、サスペンス物に興味がある方は。私は最初はなんかなぁと思って見ていたのですが、次第にのめり込んでいきました。ドンデン返しさせるストーリーがなかなか秀逸でした。

俳優等も素晴らしかったし、脚本ですよね、素晴らしいのは。

でもこの分野の、いわゆる頭いい系の人たちの英語の使い方は本当にわからない。言い回しをこんな風に言われるともうさっぱり。留学経験ある私でも全く。(笑)

私はジャズ科でしたからね。ある意味バカばかり。(笑)

実はもう随分前から思っていたのですが、アメリカではこの語彙力と身分は比例しているのだとこの映画を見てまた痛感させられました。

地位の高い人の英語って本当に難しくてわからないのです。

多分、アメリカではそこに階級差を見て取れるのではと思っています。わかりやすい英語喋っている人=学歴が低い=収入が低い。

日本では何故かその部分ではあまり差を感じないのですが、アメリカでは顕著に出てますね。

その例外はただ一人、トランプですね。

アメリカ人が中学生レベルの英語って言っているのですから。歴代アメリカ人で私にとっては一番何言っているか分かる大統領です。それじゃダメなんですけどね。

語彙力とはユーモアの使い方とか、ハイクラスの人たちの英語の使い方を勉強するにはいい映画だと思っています。いい教材ですよ。

でもアメリカ英語だから言葉は聞き取れますけどね。意味が分からない所は多々あって、字幕スーパーと見比べて驚く所は多かったです。

イギリス人の英語はまた全然違いますよね。その例としての映画を次の記事で紹介しますね。


しかし、アマゾンプライムは良いですね。映画もいろいろ見れるから。アマゾンおそるべしです。



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映画紹介です!!


まずは「92歳のパリジェンヌ」

92歳のパリジェンヌ公式HP

簡単に言ってしまえば、この映画を見て尊厳死について考えさせらる


そんな映画です。


そしてもう一つは「私は、ダニエル・ブレイク」

私は、ダニエル・ブレイク 公式HP


この映画はカンヌ映画祭のパルムドール賞、その他多くの賞にノミネート&受賞されています。

これも簡単に言ってしまえば、59歳の元大工職の男が心臓病で仕事が出来なくなり国からの手当をもらおうとしたのだが理不尽な状況が続く中、とある母子家庭の親子を助けたところから〜

ネタバレしそうなのでここまで。



両方ともとても良い映画です。何が好きだったかというと人間描写が素晴らしい。映画制作の上での一つの醍醐味ではないでしょうか。

それと、どちらとも今の日本に直面している高齢化社会や格差社会の問題にリンクするのではないでしょうか。

私自身も自分の死を考えた事があるし、また周りの仲間が少しずつですが亡くなっていく状況を悲しく感じてもいます。自分があと何年生きられるのか、人生の折り返し点をとっくに過ぎた私にとっても心の中では考えないようにしていても、ふっと湧いて来る大きな悩みであります。

仕事だってそうです。自分はもう長い間フリーランスでやってきましたが、未だにいつ仕事が無くなってしまうのか戦々恐々としている事には変わりがありません。体を壊して仕事ができなくなったらもうナマポですよね。もらえればまだいいですが、今の国の社会保障費削減の流れからしてダニエルと同じような事になっても不思議ではありません。

フリーランスなんて何の保証もないですからね。今までよくやってきたものです。

尊厳死も考えさせられた事があります。自分の中ではもう50歳くらいで人生終わらせようかなとも思っていた時期もありました。自分の人生の終わりを自分で決めるというのは私は間違ってはいないと思います。しかしながら、やはり家族がいればそれは許せませんよね。

家族とはそういうものです。

正直、家族にも社会にもお荷物になった時に「死んでも良い」と思えば選択枠はあってもいいのではないかと思っています。

生きているだけで社会に役立っていると言う輩が結構いますが(特に経済界)、私は間違っていると思いますよ。高齢化社会が良いと思っていますか?良いと思うならコメントください。

私が言っているのはあくまでも選択枠としての尊厳死です。

例えば60過ぎまで働いて、これから好きなことやるんだ!って方々は本当にそこからの人生を楽しんでもらいたい。正直、そう言う人たちが羨ましいです。そう言う方々はまだまだ社会を引っ張っていけますよね。

私は何処かで書いたと思うのですが、一度自分の夢が達成されて完結してしまったという事もあって、なかなかまた新しい夢を探すのに苦労しています。

今でもそうです。

音楽業界で結構いろいろな仕事をやらせてもらったし、その中で意外と「こんなもんなのか」と思ってしまうことはたくさんありました。

だからなんて言うか、明確な目標があって生きてきた自分にとっての試練というか、ただダラダラ生きることって難しいなぁとつくづく思っています。


ダラダラ生きていますけどね。(笑)


だからこの2本の映画はまたまた身につまされた作品でした。自分の残りの人生、良いイメージを湧かせて生きていきたいのですが、こういうのを見てある意味失敗したとも思っています。見るんじゃなかったと。

人生に対しての負のイメージを植えつけられてしまうとヤバイと思って。

知らない方がいいですよね。

ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」という本があるくらいですから、なるべく悪いことは知らない方が良いと思いまして。私のお気に入りの書籍です。

悪いことは頭に浮かびますよね。

忙しければそんなこと考えている時間などないのですが、まぁダラダラ生きてますからね。

そこから直さないと。(笑)


というわけで今日は映画2本の紹介でした。両方ともアマゾンプライムビデオで視聴できます。


それではまた!!


P.S.  最近は「水曜どうでしょう?」にハマっている私です。(笑)





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今年もあとわずかになりました。みなさんお元気ですか?

随分と寒くなりましたが、まだまだこれから寒くなるのかな?と最後の仕事を終えて師走を迎えようとしています。

さて、やっと仕事がひと段落して暇をしていたので映画を2本観ました。一本は映画館で、もう一本はネットで観ました。

まずは 「スターウォーズ9/スカイウォーカーの夜明け」

仕事が夕方で終わったのでレイトショーでないかと探してみたらありました。IMAX3Dという映像がさらに鮮やかな上に3Dで観れると言うから、わざわざプレミアムシートを買って観てみましたよ。

ネタバレはしたくないので言わないのですが、ちょっと毒を吐かせてください。すみません!!

正直言うとスターウォーズは3Dで見る必要はありません。すみません。

うーん、やっぱディズニーだからですかね。どうもリアリティさに欠けるというか、3Dになるとチープな感じになってしまうのを感じたのは私だけでしょうか?

あれがアニメーション映画の3Dならば問題ないのですが、SFXの代表とも言えるスターウォーズ作品がどうもディズニー化しているからなのか、最初の3作品の頃から観ている私としては不満なところが多いのですよね。(最後の3作品はディズニーがルーカスフィルムを買収した後)

ストーリーの作り方もお決まりのパターンっぽくて。

もう知っている方も多いかもしれませんが、こう言う風につくれば人は感動するというお決まりの法則があるのですよ。本でも売っています。

ハリウッド映画では良く使われている手法だし、まぁ外れにならないから良いのでしょうが、知っている者にとっては鼻につくお決まりのストーリーの組み立て方です。

ただIMAXだからなのでしょうか、爆発とかロケットエンジンの噴射とかがもろに体で感じられるあの効果はどうやっているのだろう。仕組みには興味がありますね。

プレミアムシートは広くて革張りでゴージャスな感じだったのですが、お尻が痛くて観ていて辛かった。これは自分が年を取ったせい?かと思っていますけどね。別に普通のシートでもよかったかな。

映画としてはとても素晴らしい出来だと思いますが、スターウォーズですからね、星☆☆☆かな。

でもスピンオフで作られた「ローグワン」は面白かったです。これはオススメです。確か自分は映画館で見たのではないかな?スピンオフ作品だから先入観から外れた上で観れたのかもしれませんけどね。なんかみんな死んじゃうんだ!って内容が「さらば宇宙戦艦ヤマト」を彷彿とさせていましたよ。(笑)



もう一つが「ファウンダー」

私は星☆☆☆☆☆ですね。

内容はマクドナルドがどのように生まれてどのように乗っ取られて世界的企業になったかという、マクドナルド兄弟からフランチャイズ権を得て、仕舞いには買収してしまうというお話。

実話です。

マクドナルドとしては観てもらいたくないような内容ですけどね。(笑)

でも起業家というか、実業家というのは得てしてこんな者だと思っています。金を稼ぐというのはこういうものだと思っていますよ。

世の中でありがちですよね、1番手よりも2番手の方が上手くやるっていう話。まさにそれに近い話です。

キーワードは「執念」と「覚悟」。

起業して成功させるにはこれしかないですよね。本当にこれだけなのです。

世の中には天才と呼ばれる方々がなぜか成功というところまで行かずに、こじんまりとして終了してしまう人が身近にいたりしますよね?特に天才少年、天才少女と呼ばれている人たちのその後が意外とふつうだったりして。

実際には起業家の大半はバカばかりです。でもモチベーションが半端ない。それで頭の良い人や天才とよばれている人を動かすから成功するのです。

ホリエモンこと堀江さん曰く「しつこさ」。それだけだ!!と豪語していますけど、私もあながち間違いではないと思っています。

私がプロのミュージシャンになれたのはまさに「執念」「しつこさ」ですね。

世の中には才能に溢れたミュージシャンがいて、私も何人も見てきました。それに比べたら私のような才能なんて微塵も感じられない人間がミュージシャンになるんだ!としがみついて今まで生きて来れたのだから良くやってきたよなぁ、と自分で自分に感心したりして。(笑)

この映画には賛否両論はありますが、アマゾンプライムビデオでは星4.4ですから、かなり評価されていると思って良い映画ですよね。私のお勧め映画の一つです。


というわけで今回は映画のご紹介でした。これからもたまに面白い映画があれば紹介していきますね!!





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