浅草 寺


今年は大変お世話になりました。今年最後の投稿になると思います。

今年は大変な年でした。3月から怒涛の自粛モードに突入して個人的には慌てた4月(記事を読むと我ながら恥ずかしい思いになりました)にホッとした5月、6月からはコツコツと活動は再開したのだけど一寸先は闇というくらい1週間後、2週間後、一ヶ月後の世間の様相が想像できなかった年は初めてです。

酒の量も増えました。というか禁酒を禁止しましたから。(笑)国内禁酒だったので、もう海外行けないとなると飲まずに居られるか!!ということで。(笑)

お読みになっている皆さんも大変でしたよね。まぁ、職種によっては例外の輩もいますけどね、悔しいけど。


夏ころには収束しかけていたのですが結局は感染拡大が広がって、政府もお先が見えずに後手後手の政策を取っていることに苛立っている方々も多いと思います。

緊急事態宣言後に医療ソースを増やさなかった政府の失態としか思えません。冬に感染が拡大するのはわかっていたはずです。それを希望的観測でGoToキャンペーンとかだけに大きな予算を費やしただけになってしまったのは政府の責任、官僚の責任は大きいと思います。(観光業界の陳情能力、票田の多さに比べての医療業界は弱かったのかも)

欧米よりも感染者全然少ないはずなのに何故に医療崩壊?

受け入れ先が少な過ぎるということや医療従事者が辞めて行ってしまう。風評被害も含め国民が感染者に対する差別、悪人扱いのようなことをしている限り日本の医療ソースの拡大は難しいということなのであろう。

国民に対するCovid-19の情報の少なさや、メディアの煽り方を見ているとこれじゃ仕方がないと思わざる追えないところもある。メディアはいろんな意味で数字が上がるから煽るのであって、またへんな平等主義というか1つの意見があれば合い対する意見も出さないと行けないという不思議なリテラシーがテレビ業界にはあるから、体質というかシステム自体を変えない限り正確な情報など得られないだろう。

システムに依存する業界の先は衰退しかないのですけどね。依存するという意味は「考えなくていい」のだから、考えない輩が増えている場所では質が落ちるというのは当たり前の話です。

有能な人はシステムに依存しません。システムを作ったとしてもいつも最良の道を探しています。

政府も官僚も働くに当たっての「型」が出来てしまってそこに依存すれば生きていける世界になってしまっている。だからそこに関わっている人間の質が落ちるのはもう昔から予測されていたらしい。私はまだ読んでいないがマックスウェーバーなどがその先人であろう。(この話は宮台真司先生から拝借)

とにかく、世の中とは人間が作っていて色々な発展によっていろんな分野が進歩しているわけで、環境がいつも変化している社会で昔から同じ事やっていては衰退するのは当たり前である。

今年は出生数が80万人を切るであろうという記事が出た。

確か去年が90万人を切ったという事で大きな事件になっていたはずなのだが、今年は新型コロナウィルスの感染拡大の影響なのであろう。こんなに減っていくと大丈夫なのか?と流石に心配にはなる。

でも日本はなんか産みたい、育てたいって社会には思えないから残念である。こんなに安全な国はないのだけどね。



ここでコロナウィルスの話は置いておいて、何故日本がこんなに経済的に落ちぶれてしまったのか、政策が何をしてきたかを簡単に説明して今年の投稿を終了したいと思います。

できる限りわかりやすく説明したいのですが、出来なかったらごめんなさい。先に謝っておきます。(笑)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

1997から2018年まで資本金10億円以上の大企業の売り上げの伸び率は1倍。つまり変わってないのです。

ところが人件費や投資はなんと0.98倍。下がっています。

でも面白いことに何故か経常利益は3倍になっているのです。その上株主への配当金6倍!!

すごくないですか?

これでは大企業の給料も上がらないですよね。

それは何故かというと1997年からデフレになったのと仕事が増えないことが原因。実は日本は1997年から生産性は全くの横ばい。恐ろしいですね。

この時の政策の失敗でこういうスパイラルに陥ったのです。

デフレにより市場が広がらない→日本の外で勝負!→価格競争→人件費を下げろ!→派遣労働、フリーランス、サービス残業等→庶民の給料が上がらない→市場が広がらない→グロバールで勝負だ!(スパイラルが続く)

実質賃金が1997年から15ポイントも減っているのは日本だけ。非正規雇用の増大からの未婚率の増加、そして少子化に繋がるのです。賃金が低ければ結婚に踏み切ることも難しい、さらに出産に育児なんてありえないなんて思っている方が多くなってしまったからの少子化の所以です。日本は衰退していくのみですね。

では誰がこういう風にしてしまったのか?

簡単に言えば株主やオーナー社長や一族ですね。それは何故か?

日本の所得税と住民税は最高税率20パーセントです。しかしながら住民税を含めた分離課税は20パーセントなのですね。主に株主配当などの金融系の収入にかかる税金です。

その株主配当を増やすにはどうするか?

まず人件費を安くするために解雇して非正規雇用やフリーランスを雇う。これで企業が払う消費税も下げられるし、一番負担が大きい社会保険料の負担も軽減される。

因みに社会保険料は国が勝手に上げられるのですね。紙切れ一枚で告知ができます。抑制させるための法律がないのです。だからこの負担の軽減は企業はとても助かります。

そして法人税減税。これはバブル崩壊とともに少しずつ下がってきて1998-1999年辺りでドンと下がってそこから今日までにさらに10パーセントくらい下がっています。

実は法人税減税と消費税はセットなのです。1997年から法人税と消費税を足した額はほとんど横ばい。つまり法人税減税の文を消費税でカバーしているということです。

凄いですよね。庶民はどんどん貧しくなりますね。

企業はおかげで純利益が拡大。そこから配当金が出ています。その税金は20パーセント。つまり配当金などでもらった方が税率が低いのですね。儲かりますよね。

日本は税引後の可処分配当金の最大化のための政策だけを行ってきたということです。恩恵を受けるのは株主やオーナー社長、一族です。(因みにソニーに至っては株主は殆ど外国人だそうです)

そして彼らの中には経団連に所属している人が多いです。経団連は自民党へ一番献金している団体です。ここら辺が政策を狂わせた正体だと考えています。

政治家は献金者のお願いを優遇するのはどの国もそうかわらないので政治家を叩くのは無意味な部分が多いと思いますが、政治家も政治家でいろんな恩恵を受けていますからね。一度やったらやめられない職業かもしれません。特に大臣クラスになれば。(笑)みんな陳情に来ますからね。

でも陳情しないと問題が見えないから本当は庶民は陳情しまくった方が良いのです。しかし多くの政治家は票田が欲しいから・・・どうなのでしょうね。

政治家で純粋にこの国を良くしたいと頑張っている人が少ないのが残念ですね。潤ってしまった国の弊害ですかね。明治維新や戦後には多かったそうですが、その頃は国を立て直さないと行けないから誰もが必死という環境でしたから多かった理由も分かります。



では給料を上げるにはどうすればいいか?

1. 労働者への分配率を上げる
2. 生産性の向上(労働者の技術向上、インフラ(交通等)を整える、機械化による自動化など)

2.の方がとても大事ということらしいです。売り上げが一向に伸びない(1倍)原因です。

とりあえずは仕事を増やさないといけないから公共事業などを増やして仕事増やすしかないのかもしれません。ちょっと前までは減らせ!って言われていましたが実は仕事がないというのが世の中をデフレに追い込む原因の大きな要因でもあるのです。

それだけ民間も弱くなってしまったということなのでしょうか。


しかし不思議なことに労働者数はデフレの中でも増えていたのです。

実は生産年齢人口の中でも男性の労働者は減っていますが、そこを埋めるごとく女性と高齢者が増えている。これはまた賃金が下がる原因でもあるのです。

女性が働く機会があるのは良いと思っています。しかしそれが労働者不足を埋めるということだけにあてがわれている場合は賃金が下がる原因にはなります。

高齢者はもう年金だけでは生きていけないというところだが、年金もらっているから賃金は結局は下げられる。シルバーセンターだって派遣会社ですから非正規労働者と変わらない。年金の分配率も下がっているようですし、受け取れる年齢もだんだん引き上げていますからね。

普通ならば労働者不足の場合は賃金あげれば増えるのですが何故か企業はそうしない。つまり利益分配率は上げなかったのです。経常利益、純利益を上げて配当金を上げたのです。


しかしながら女性や高齢者を使ったとしても日本は少子化なので自然と労働者不足に陥いるわけで、そこを埋めるべく外国人労働者を研修と偽って安く働かせる。そこでまたさらに賃金抑制が働く。

外国人労働者ならば月10万円でも為替の差があるので、少しでも仕送りすれば母国の家族は潤うでしょうが、その金額で日本人ならば生きていけない。

安倍政権、菅政権が国民の給料を抑制するということに関しては全力を尽くすという姿勢だけは首尾一貫しているという事です。



話はちょっと逸れますが、外国人労働者の問題は欧米では特にひどくなっているようです。酷い国トップスリーは

  1. スウェーデン
  2. オランダ
  3. ベルギー

ベルギーなどは出生者の中で一番多い名前がムハンマドだそうです。

日本もその内外国人労働者の家族もいいですよ〜って入ってくるようになったら50年後くらいには様相が変わっているかもしれませんね。

私の意見としては外国人が入ってくるのは全然問題ないと思っているのですが、問題なのは外国人労働者を低賃金で搾取するという、欧米では当たり前になっている一種の奴隷制度みたいなことになっているのが許せない。

金持ちはもっと金が欲しいとあの手この手で不況の中でも自分たちの金や資産を守ろうとする。この姿勢が変わらない限りどの国も陥る結末なのかもしれません。


労働規制改革を止めないといけない。それよりはまず構造改革をしないといけないのです。

でもそれは無理だろうなぁ。経団連の既得権益に手を突っ込むことばかりであろうから。

だから衰退していく日本。沈みゆく日本という言葉は正解なのでしょう。そこに追い討ちをかけて新型コロナウィルスの世界的感染拡大での経済停止状態に追い込まれて、それは少子化も進むし倒産も増えるし自殺者も増えますよね。

実は今回のパンデミックで日本はあまり期待していないのですが、ヨーロッパがどういう風に変わっていくか注目しています。

もちろん今でも移住したい気持ちはありますが、それでもヨーロッパの問題もこの機会でいろいろ見えてきたし、ヨーロッパ各国の教育システムや労働環境なども分かってきて日本も悪くないなぁと思える部分も見えてきたので、冷静に見分けようかと来年を楽しみにしているところであります。

ヨーロッパだけでなく今回のパンデミックで国による対策の差がどうなるのかも注目しています。ニュージーランド、台湾などは優秀ですよね。韓国も頑張っていたのですがやはり感染拡大しています。


去年は「来年はまたヨーロッパに武者修行」と思っていたのですが出鼻をくじかれましたが、来年こそは!!とは思えませんね。(苦笑)

来年は今年に引き続き生き延びる年として音楽に精進したいと思っています。このブログをお読み頂きありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします!!






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