解除
月舟さんによる写真ACからの写真 )



もう5月も終わりました。2月の最後の週あたりから仕事がキャンセルとなり全校休校とイベント自粛、海外でのロックダウンからオリンピック中止から緊急事態宣言、解除延期そして最終的に前倒しで解除と世の中が見る見るうちに変わっていくのを今振り返ってみて「凄かったなぁ」と我ながら感慨深い思いであります。

自分のメンタルも相当上下していましたし、先行きの不安から酒も始めてしまい、マスクの間違った使い方のために気管支炎にもなってしまい、酒がしみるくらい胃をやられていた時期もありました。

それでも何とかこの一カ月で軌道修正できたのでホッとしています。それを証拠に今月はあまり投稿を更新していない。(笑)

これまでに言いたいことはかなりここで書いたつもりです。

テレビは8年前に捨てました。それからはネット情報、その後は特にAbemaTV(4年前から)には随分とお世話になりました。テレビにはない率直な情報配信が私は好きです。テレビはもう視聴率ありきの世界だから報道の仕方が好きでない。

前々から言っているのだが、「テレビは洗脳マシーン」だからこれからも見るつもりはない。テレビのおかげで日本人は馬鹿になってしまったと私は思っている。というか特に今の政府がテレビの情報をコントロールしているから昔みたいな政治番組も討論番組もなくなってしまい、おバカな番組ばかり。もちろんそういう番組も必要だけどバランスが随分と悪くなった。もちろんCMも問題である。あれは消費喚起機能でしかない。最近は必要でもないものを買うことは少なくなった。

私はたまに海外に出るのでそこのテレビを見ていると日本みたいにこんなにお笑い番組なんてやってない。ユーモアにあふれてたドラマはやっているがこんなにコメディアン(お笑い芸人)が、まさかニュースにまで出てくるなんてありえない。専門家が出てきてしゃべるより有名人が話をした方が「真実として」伝わりやすいという洗脳の仕方である。イケメンの言っている方が信じられやすいという人間の心理みたいなものである。だから情報コントロールしやすいのである。

TV上で見事に洗脳するためのシステムが出来上がっているので自分は殆どネットからの情報からしか得ていない。その影響からなのか他人と世の中の話題を話していて???と思う事が良くある。自分は出来る限り正確に情報を配信しているネットメディアを探して情報を得ているつもりであるから「その話ってやばくない?」と思う事があったりする。

SNSの権化の一つであるTwitterは良く見る。基本的には著名人や有識者を中心に同業者や身近な音楽ファンしかフォローはしていないのだが、それにも関わらず実はTwitterは情報を取り入れるのに良いのか悪いのか良くわからなかったというのが新型コロナウィルス禍での感想である。

先日有名女子プロレスラーが自殺した。SNSでの誹謗中傷からであることは間違いないし、それはとても悲しい事である。そのことでどこもかしこもその話題で持ちきりである。

有名人でもない自分はバズることも無く、細々とネットを楽しんでいる。また本当に言いたいことはブログで書く方がいい。SNSだと歪曲されて伝わってしまう事がある。

このブログはチョーマイナーだからそんなバズることなどないであろうと好き勝手に書いているが・・・

それでも私はネット民のキャリアとしては創世記から使っているのでリテラシーには自信があると思いきや、たまに墓穴を掘ることがあるのでブログででさえ文章を書く、そして相手に正確に伝えるというのは難しいと痛感している。

情報を得る側としての失敗も随分とやった。

また振り返ってみれば自分は誹謗中傷されたことはあるが、私も多分何処かで誹謗中傷していたかもしれないと思ったりもする。

誹謗中傷に関してだが、実際にその文章を良く読んでみると「正義」だと思って強い言葉で書き込む人が多すぎる。それが一番厄介なのである。だからそれを真に受けてしまって苦しむ人が多いのである。誹謗中傷なんて基本無視したりブロックすればいいのである。何故それが出来ないのか。

まずは誹謗中傷とはいえバカみたいな文章もあれば真っ当な文章に見えるのもある。バカみたいな文章ならまだいいが凄い真っ当に書いている文章を読むとかなり落ち込む。でも実はよく読んでみるとその中身は単に誹謗中傷でしかなかったりする。それも書き込む人間が感じている「正義」という御旗のもとで怒鳴り込んでくるから厄介なのである。

そういう誹謗中傷はこの事件以前に新型コロナウィルスの件で沢山見てきた。タイムラインのリツイートやコメント欄であまりにもおバカな書き込みが多いのに腹が立ったり呆れたり落胆することは多々あった。

自分が言うのも憚るのだが、日本人の国語力が随分と落ちたのではないかと思うのだかどうであろう。因みに私も国語はずーっとオール3だから人の事は言えないのだが。(苦笑)だから今でも批判と誹謗中傷の違いが読み取れなかったりするので情報取得に失敗することがある。

批判と誹謗中傷の違いは難しいテーマではあるが。その間のグレーゾーンにあるものの見分け方が難しいのである。

でも実は人間社会なんてそんな馬鹿な奴ばかりだ言う人もいる。ネットがなかった時代は人がそんなに自分の意見を簡単に表明できる場所なんてなかったのだが、今やネットは誰もが表現できる世界になっているから。

人間9割は馬鹿で1割くらいしか頭のいい奴はいないと言われているらしいが、そうであれば民主主義はやばい方向に向かうよねって思うのは私だけ?少なくともネット上はドンドン悪くなっていくのではないのかな?

ネットはとても凄い便利なツールだけど、使う人間次第なのであろう。まぁ、何でもそうなのだが。

新型コロナウィルス関係でもいろんな偽情報やら間違った感染防止策、政府や国会でのわけのわからない議題で熱くなっていたり、給付金の遅延や丸投げによる中抜きとか、もう訳が分からない事が毎日毎週と出てきて本当に先の事など誰も読めない状況に途中からもう「降参」して見ていました。

この三カ月くらい、日本の対策には最初は✖で途中で日本人で良かった!と思いきや最後の方にはまたやっぱりダメじゃんという印象でした。だからやっぱり日本には居たくないなというのが本音です。

何処の国もその国民は自分の所の政治にはある程度不満足なのは当たり前なのかもしれません。でもやはり文化を大切にしてくれている国、例えばドイツのメルケル首相はとても素晴らしい演説をしていましたよね。ドイツに移住したいわけではないのですが、そういう文化を大切にしてくれる国で自分の人生の最後を迎えたいと思ってしまいましたよ。

日本って駄目だよね。

でも運よく日本は何故か感染者も世界的に少なかったし、死者も少なかった。だからと言って日本の取り組み方を称賛したいとは思わない。

しかし何が正しいのかも分からないのだからやはりこれまでの分析はちゃんとしてほしいですよね。議事録すらないなんて平然と言い切る人たちが中枢にいるのだから本当に日本のエリートは情けないとしか言えない。

緊急事態宣言解除されたけどアベノマスクまだ来てないし。(笑)もうマスクは普通に買えますよね。

定額給付金の支給もまだ全然来ないし、持続化給付金に至っては下請けにパソナに渡って、そこからの丸投げで電通だって。(笑)こういう中抜きは日本のお家芸らしいですけどね。(笑)本当に情けない。

でも実はそれあって持続化給付金は最初は結構早くから給付が始められたのは否めないのかな。実際、定額給付金はそれぞれの自治体が請け負っているからシステムがバラバラ。人口の少ない地方自治体はそれでも早いのでしょうが、大都市は未だに奮闘中という感じですね。

いい加減に紙媒体から抜け出さないとダメだよね。未だにファックス使って毎日のPCRのデータを霞が関に送っていて、それもフォーマットが自治体によってバラバラだからそれを集計するのに時間がかかっている。

本当に馬鹿としか言いようがない官僚の頭の固さというか。フォーマットくらい統一出来ないのか?それも含め下から上への情報収集の仕方があまりにも不都合すぎるシステムでやっているという事をネット情報から知って「だから2週間前の感染状況しか分からないのか」と思ったらもうこの国には未練が無くなっても不思議ではないと思いませんか?それだけでなく、とにかく保健所からのシステムが酷すぎて笑うしかない。

それでも地方自治体の人たちはそんな錆び付いたシステムの中で頑張ってやっているのに、中央が音頭をとってスピードアップ出来るようにしないといけないと思うのですが全く出来ない官僚ってどうですか?それを主導出来ない政治家ってどうですか?私間違っていますかね?

大体PCR検査2週間前の情報だけで今の事や先の事を決めるってどうなの?

本当に愚痴だらけになりそうなのでここで止めておきますが、これからまだまだそういう事柄が出てくると思うとまだ明るい先行きはなさそうですね。



個人的にはやっと集中できる時間が増えてきて、練習はともかく昔書いた譜面を実家から掘り出して持って帰ってきて整理しています。こんな私ですが、実は自分で2曲ほどビッグバンド用の譜面を書いていたり、4管&4リズムセクションの曲も書いたりしています。もちろん普通にトリオからクインテットくらいまでのオリジナルナンバーもあります。

またそれを録音したカセットテープやDATテープがありまして、それを聞くためにカセットテーププレーヤーやDATテープレコーダーを買いましたよ。特にDATはもう生産中止になって10年以上たっているからどうかなぁと思っていたら意外と中古市場で売っていました。高かったけど仕方がない。

DATテープレコーダーって今時知っている人いるかなぁ。

でも聞いてみたらねぇ、良い音しているのです。小さいコンデンサーマイク付けてエアで取っているだけなのに、ICレコーダーやスマホよりいいかも。今度ライブを録音してみようと思います。

という事をやりながら、家でワークアウトやストレッチをするようにしました。ストレッチは日課にしようと思っています。久しぶりにやったらかなり体が硬くなっていたのに驚いて「これじゃ体調悪くなるよね」。時間が在る時は一日2回くらいやっています。

ワークアウトはネットで知った家でもできる田端式トレーニング方法withバーピー。20秒バーピー+10秒休みのセットを4分間。これがキツイんだ!毎日はまだできません。毎日出来るようにするのが目標で、最近はまだ3日に一回くらいしかできません。それくらいハードなのですよ。たった4分なのに。

おじさんだからってのもあるのですけどね。(笑) 年ですよ、年。

でもおかげで酒飲んだ次の日の回復力が良くなってきました。いいのか悪いのか分かりませんが、やはり体力も関係しているとだと体感できたのは嬉しいです。

体調が戻ってくるとやりたい事に集中できるからいいですね。来月はもっと集中して結果が出せるようにしたいと思います。

そして来月から少しずつですが、ライブの仕事が再開されます。ライブハウスはちょっとまだ風当たりが強くて、再開したからと言ってどうなるかはまだ先行き不透明感は拭えません。

それでもやれるときにやっておきたいのが私の心情です。もちろん感染防止のための対策には抜かりがないようにします。100パーセントは難しいのですが緊張感もって臨みたいと思います。

飛沫と接触、それに集中しています。


またどのライブハウスも未曽有の危機を迎えていて殆どと言っていいほど、ライブハウスはクラウドファンディングで持続のための資金を調達しています。私も「代々木ナル」のクラウドファンディングに応援コメント載せて頂きましたが、目標額の二倍以上集まっていて嬉しい限りです。

応援してくれる方々がいて本当にありがたいと私も思っています。ライブハウスは音楽業界の底辺の一部ではありますが、そこが崩れると人間ピラミッドと同じで上が崩れてしまう。または縮小してしまうのです。だから我々音楽家にして大切にしないといけない場所なのです。

このパンデミック禍で閉店してしまった店が結構多くて悲しいのですが、残りの多くの店が生き残ってもらいたいと願うばかりです。

私も生き延びないといけませんね。多くの仕事が早く復活してくれることを願うばかりです。それまで自分の出来ることをやるまでですね。

本当に憎たらしい新型コロナウィルスです。



また6月から頑張ります!!それではまた!!






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