不安犬
はむぱんさんによる写真ACからの写真)                          




こんなテーマにしたので先日とあるネットでの番組を見ていて感銘を受けつつ「そんなこと言われたって明日にも金がなくなって路頭に迷う人が沢山出てきそうな状況で、そんな言葉はこういう状況でも稼げる奴の言葉であって死に絶えていくかもと慌てている人たちには何も刺さらないです」と言いたくて。

NewsPicks Weekly Ochiai Season 4 「パラダイムシフトの新世界史」



要約するとこうです。

確かにこのウィルスの怖さは、自分がかかっているか分からない間に他人に移して殺してしまうかもしれないという可能性が高いという点です。エボラウイルスの様に潜伏期間が短く、かかったらほぼ死んでしまうような致死率の高いウィルスではないにしても、新型コロナウィルスは潜伏期間が長く発症しないで回復してしまう人も存在してしまう。一方で「自分が平気ならいいや」という利己性まで突き付けてくる、人間の利己性と利他性を揺さぶってくる厄介なウィルスである。

そして人間の経済的欲求、利己的欲求に乗っかって生き続けるウィルスなので根絶しない限り必ずくすぶり続けてまた人を死に追いやるであろうことは目に見えている。共生共存などという話も出ているがそれをやるとこのウィルスの無限地獄から抜け出せなくなる。さらに進化してより強力なウィルスと化すリスクも高くなるわけだから本当に根絶しないといけない。世界統一的に根絶させるために今一度、ヒューマニティーというか人間が持っている性質である「利他」的行動、助けあい相手を思いやる行動を思い起こして国を超えて人の垣根を越えて助け合うという事と皆が考えないといけないのです。


生物学者の五箇公一先生のお言葉を拝借し要約させてもらったものです。私はこの発言には正直とても感銘を受けけましたし、自分の心を見透かされたような恥ずかしい気分にもなりました。

しかしながら今日明日、今週、今月生きていけるか分からない人がもう出ている中でその言葉は刺さらないと後々考えてみて気が付いたことです。もちろん非常に全うなご意見であるのは間違いないのですが。

一般市民に対してというよりかはまずは政治家、官僚にその話をしてくれ!!と声を大にして言いたい。彼らこそ近視眼的な政策しかできず、利己的で「自分たちの給料はちゃんとでるので」という首相がいる日本と言う国で利他の精神も何もないだろうと思う。

それでなくてもいろいろな給付金が未だに払われる素振りも見せずに、早さが大切な場面でこの体たらくというのが現在の日本であります。リスク管理能力の無さですかね。自分たちが良ければいいと思う利己的な政府と官僚には国民のためのフットワークの軽さなど必要ないと思っているのでしょう。

政治家に関しては国民が選んでいますからね。我々もそれだけのレベルだと思ったほうがよろしいでしょう。

でも他国でも政府に対する不満は高まっているようなので日本だけが一概にとは言えないのかも知れませんがね、この政府の利他性という事に関しては。「隣の芝生は青く見える」という事がないように海外の動向も見ていきたいと思っています。

正論がまかり通る世界ならば楽でいいのですがね。正論が通らずに分かりやすいけどちょっと間違った論理が通りやすいというのが最近の人間界のトレンドですかね。メディアもそう、ネットもそう。フェイクニュースは多いし、メディアでは専門家でない人が専門家面して合っているのか間違っているのか分からないけど「分かりやすく」語ってる方に人気が集まっているようです。

でも重要なのは正しい情報なのですけどね。テレビを持っていない私は分からないのですが、テレビばかり見ていると恐怖心を煽られてかなり不安になっている人が増えているのは事実です。それを示すアンケート結果がネットニュースなどで出ていました。

不安でなく、正確な情報を持って毎日の暮らしで役立てて行動する。それだけでもかなり十分なはずなのですが、今はテレビはコロナ関係の御題でさえあれば視聴率が取れるという悪しきシステムのおかげでいろんな人がいろんな意見いうものだから何が何だかわからない。(苦笑)

お気をつけあそばせ。(笑)



途中から話が違う方向に行ってしまいましたが。失礼しました。それではまた!!



海外ランキング


ジャズランキング


ベースランキング


映画レビューランキング


雑学・豆知識ランキング