ネット環境が潤沢になってきた世の中、ネットに繋がる人の多くの興味が「稼ぐ」とか「成功する」などですが、サイトが乱立している中いろいろな成功体験の記事が多く載せられていますが、それに追随して成功していますか?と問いかけたい。多分ネットの情報では殆どの人が成功していないと思います。(後述にて真似をして上手く行くタイプも説明してあります)

成功法則というような共通項など存在しておらず、成功しているであろう人たちを見ると皆独自の方法で成功していると言っても過言ではないのです。つまり成功を真似して成功している人は殆どいないということです。(補足すると真似の仕方が違う)

ならばどうすればその「成功」という道に乗れるのか。ジャーナリストのシェーン・スノーの研究の一端をご紹介します。少しでもご参考になれば。



・下積みの経験は無視しましょう

実は下積みしていてその分野で諦めたり失敗した人がかなり多いということです。それも最近でなくもう大昔からやられている業種の過去の下積みでさえ意味がなかったという結果も出しています。

それよりも下積みを他の分野で行かす方が上手く行くと。だから転職はあながち間違いではないのでしょう。学生のうちに沢山の種類のバイトをしなさいという方もいます。100種類以上のバイトをしろ!というおっさんもいます。(笑)

それだけやれば世の中の仕組みとかがわかるので何をやっても成功しやすいとのこと。


・メンターは外部に探しましょう

同じ業界にメンター作れないですよね。メンター側が全部を言う事もできないし、お互い弱みも見せられない。業界の中ではライバル関係になる可能性も大だし、まず信頼関係を築くのは難しいのではないでしょうか?結局は師弟関係で終わってしまうのでこれには至極同意いたします。メンターと師匠は同意語ではないです。


・他人の失敗を見るように心がけましょう、学びましょう

他人の失敗を沢山研究して学んで自分の人生の肥やしにする方が近道です。だから失敗談は沢山知りましょう、学びましょう。

そうなのです、この部分は多くの人が間違えているラインなのです。皆「成功」している人を真似ようとしますがそれで成功している人がかなり少ないのです。人間はみな違うのであり、人生の歩み方も違うのだからそりゃそうですよね。真似の仕方が違うのです。それが次のポイントなのです。


・最初に動くのではなく、最初のフォロワーになりましょう

簡単に言うと2番手以降になれ!ということです。実は最初にやる人はマーケティングから広告から何から最初から築き上げていかないといけないのですが、2番手だとそれが楽になる。また、1番手の人の失敗からも学べるし、やり方を改善してもっと良くする方法も思いつくでしょう。しかし、2,3番手から以降になると難しくなるという事です。


・意図的に制限をイメージしましょう

1.身の回りの不便、問題
2.自分にとって、人にとって足りないものに目を向ける(希少性)
3.得意分野や自分がたくさん持っているものには目を向けない
4.リソースが不足しているという事をイメージしてからアイデアを作る

成功した人が成功し続けることが難しいのはこういうポイントに目を向ける事が難しくなるからだそうです。


・10倍良いものを作るにはどうするか考えましょう

改善という分野での話でなく、一から何かを成して成功させたいのならば中途半端なものだと必ず失敗するという事です。


もっと詳しく知りたいのであれば、スノーさんの本を検索すれば出てくるので読んでみてはいかがでしょうか?Amazonでも売っています。


後は・・・


成功法則などないと言いましたが、これだけあれば成功するであろう共通項は実は・・・あります。それは・・・


「しつこさ」


それだけです。



私もある意味成功した一人なのでしょう、他人から見れば。小さいころからミュージシャンに憧れて、形は違えどミュージシャンになったのですから。でも確かに才能があったわけでもなく、周りの人に随分と助けられてここまでこれたのですから本当に感謝です。でもそれにもまして自分の執着というか「しつこさ」でミュージシャンになれたのかなと思っています。いろいろなミュージシャンを見てきて凄い才能だなぁと思わされた音楽家や歌手は沢山いましたからね。才能のない私がこれだけ出来たのですから上出来だと言わざる負えません。

しかし私の大きな失敗もあります。

ずーっと同じ業界にいるという事です。これは成功し続けられない要因の一つだと思っています。

私が何故ミュージシャンに成れたかというとやはりジャズに移行したからでしょう。元々はハードロックやヘビメタをやっていて、そこからフュージョンに目覚め、留学してジャズに目覚めたというように移行していなかったら、いつまでもロックやポップスにはまっていたらミュージシャンになれなかったでしょうね。

実際日本に帰ってきてからジャズだけでなく、有名歌手のバックやミュージカルの仕事が舞い込んだ時に拒まずに受けていたという事も大きな理由だったと思います。ジャズだけに固執していたら難しかったかも知れません。

でも今の私にしてみたら、成功し続けるという事に関しては失敗しています。それは私の人間性とかコミュニケーション能力とか、どこで何を選択したのかと過去を振り返ってみればわかっているのですが後悔先に立たず。(笑)

「成功し続ける」今はそれが私の課題なのですが、モチベーションがわかない。(笑)

なのでとりあえずはブログでいろいろ吐いて行こうとまた書き始めているのですけどね。参考になるかはわかりませんが、何かのお役に立てば嬉しいです。


それではまた!






追記:

何を成功というのかは本当に個人個人で意見が分かれるところだし、幸せという事と同様に自分が決める部分が多いと思います。こんな人や考え方がもしかしたら成功に結び付けられるのではと2件紹介しておきます。

もらい泣きをしてしまう事が多い人はもしかしたら成功者の真似をすると成功できるかもしれません。それは脳のミラーニューロンと呼ばれる共感する脳の部分が発達している。つまり共感力が強いから悲しい目に遭ったりや感動したりしている人を見るともらい泣きしてしまう。

こういう人は成功者の生き方や考え方を自分のものにしやすいという傾向があります。成功者を目の当たりにすると脳が勝手にコピーし自己イメージに重ね合わせ自然に行動や結果に反映されていくという事がミラーニューロンによって起こるようです。By 中野信子(脳科学者)

また成功している人の真似をする事はある意味良い方法かもしれませんが、成功している人の真似をしている人も数多く存在しているという事を自覚しておくべきです。つまりそこはレッドオーシャンというべき場所でもあるわけで、同じように真似をしてもいばらの道を進むだけかもしれません。

それよりも「この人は面白い!」と思った人の真似をする方をオススメします。但し、大事なことは自分の頭で「どういう人が面白いのか」を考える事。他人に「こいつは面白いよ!」って紹介されてその人の真似をするならもうあなたは負けてます。(笑)





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