50代で独立したら年収半減。飲み屋界隈で培った人脈は1年ともたずに崩れ落ち… 日刊SPA!


2040年、日本に押し寄せる「半数が単身」の衝撃 「みんなが結婚」こそが異常だった PRESIDENT 2019年11月15日号




Twitterで見た、上記二件の記事についてです。


何となく身につまされる内容。


それは自分に当てはめて考えやすい内容だからです。


50代で独立も何も私は元々ずーっとフリーランスなので特に当てはまらないかと思われがちですが、50代という所が私と当てはまる内容でして、またこの時期になると世の中のサラリーマンは会社を最後まで働き抜いて果たして満足行くものなのか、今は定年後も働かないと年金との関係で生きていけないのかとか考えますよね?

甘えられる所や受身的に仕事をしていけば食っていけるという状況に自分の身を置いていない私にとってはいつも将来の不安を感じて生きているのが当たり前の感覚を、彼らは自分の身に近づいてくる「定年」というもので感じ始めているのでしょうね。怖くて仕方ないかもしれません。

その中で挑戦という意味で独立するという考えは分かるのですが、その飲み屋界隈での人脈なんてあてにしない方がいいですよね。安易な独立なのは良くわかります。

昨今、フリーランス的な生き方が脚光を浴びていますが、正直大変ですよ。お先真っ暗ですから。 最初は自由になれていいですが、最初から稼げるわけないですからそのうち不安でお金のことしか考えられない毎日が続くのは容易に想像できます。

起業するのもアイデアですが、それは若いうちに始めた方がいいと思う。理由に、最初の頃はがむしゃらに、ブラックなんて言っている場合ではないくらい働かないと軌道に乗らない場合があるから。

もしくは今まで働いていた会社のスピンオフとして会社を作るというスタートならばいいですよね?

安易に考えていて、自分は飲み屋で人気者だからきっとうまく行くよなんて考えて安易に始めてしまって失敗したというのがこの記事の話でしょうけど、それは独立だけでなく投資という事でもよくある話です。

お金を増やしたいから安易に株式や先物、FX、仮想通貨、情報商材などにハマって失敗してしまう人が多いです。 自分だったら上手くやれるだろうと勝手に思ってしまうことだけでなく、世の中の情報、特にネットの情報などに惑わされて詐欺に引っかかってしまったなんて話はいくらでもあります。

ネットの情報は怖いです。本当に勉強してリテラシーを養って行くしか方法がないですよね?

でも何かやらねば!と不安にかられて何かをやって失敗してしまうということは少なからず私にもありました。それはあまり詳しくは言えませんが、50歳になって不安になって何かしでかしてしまうというのは、同じ51歳の私にとっては自分が過去にしでかしたことを思い出して身につまされる、そんな思いでした。

ここまでが1番目の記事に関する、私が感じたこと。


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二件目の記事ですが、 独身が良いのか悪いのか、人間社会の繁栄を考えれば「悪」です。

何故なら人間の生きる意味というのは2つしかないからです。

「生きながらえること」
「子孫を残すこと」

だけなのです。子孫を残すことに関して独身は悪なのでは?という考えは否めないです。

でもそれ以上に人間は進化して、生きる意味ということを沢山考えては意味づけて行く生き物になってしまいました。 だから多様な価値観も生まれて・・・だから悩みも多いのです。(笑)

私が独身なのでこの記事を読んで色々感じたことがあるのですが、まず何故独身が増えたのか?ということに関して

・「ソロ活動」ができるような仕組みが世の中に増えてきてしまったからさらに独身が増えてしまったのか?

という事が疑えるのではと思いました。

というのは、この記事で思い出したのがとあるドキュメンタリー映画なのですが、それは美容整形についての映画でした。インタビュアーは美容整形が美容整形をしたいという輩を増やしたのではないのかという疑念を医者に問いかけていました。その中である美容整形外科医はニーズに応えているだけだといい、またある外科医は確かに自分たちが整形したい人を増やしているというのは否めないと正直に答えていました。

また、以前に年配のプロデューサーの方の話を聞いたのですが、その当時は休日や祝日、お盆やゴールデンウィークや年末年始など店なんて全く開いていないから、飯が食えなかったから結婚するしかなかったのだよと言っていたのを思い出しました。家族がいないと仕事だけして家帰っても飯がないと言う。

今は時代が違ってコンビニはあるし、年末年始だって店も開いているし、一人暮らしでも困らない世の中ですよね?それが逆に独身を増やしているのじゃないの?って思ってこの記事を読んでいました。

鶏が先か、卵が先か?という話に聞こえてました。

またこの記事の中の独身研究第一人者の荒川和久氏の言う 「既婚者の言い分は、独身者が自由な生活を謳歌するのは自由だけど、彼らの老後を支えるのが自分たちの子供世代というのが許せないということ」 という内容もよくわかります。

実際、私はそんなに稼いではいませんが一人で生きて行くには十分稼いでいるし、わがままに生きていると思います。自分の稼いだ金は自分で使えるし、家族サービスなんてする必要もないし。生きたいように生きてます。

そして社会に無責任に生きていけるということが問題なのだろうと思いますが。

確かにそういう人間が増えたら社会が衰退していくであろうというのはある意味間違ってはいません。 ただただ好き勝手に生きる人ばかりならば人間社会は成り立ちません。集団的行動ができるようになったから人間社会が繁栄したのは確かです。

ではどうすればいいのかというと社会の中での価値観を変えて行くしかないのです。実際に変わっていってます。

・独身でもパートナーと暮らし、子供を作っても社会的に損をしない
・子供は人間社会の未来なのだから子供を増やせば明るい未来が見える
・男性も子育て参加に意欲が持てる

それだけでなく、LGBTのような多様な価値観を持つ人たちをも受け入れる社会にして行く等、社会がもっといろんな価値観に対して寛容にならないといけませんよね?社会システムも変えていかないといけませんよね?

今の日本はまさに変革期の中にいると思っています。

ヨーロッパはもうすでに家族と言うものに対する価値観、人生に対する価値観が随分と前に進んでいると旅行中にも感じていました。 こんな私でも受け入れられるのだなぁと実感していました。

それに比べて日本はその点はまだまだです。

いろんな生き方があっていいと思っています。 ただ、もしソロ活動が盛んになってきていると社会の中で感じてきたならば、ソロでも生きやすい日本だからと言うことが理由なのかもしれません。

世の中が便利になったから独身が増えたのか、独身が増えてきたから独身用のインフラが増えてきたのか? 鶏が先か、卵が先か?

ただ、記事にあるように「家族」の中でもソロ活動が盛んになっているのは確かですよね?家族のあり方にも変化が出てきているのですし、また自分も長く生きている中で「独身」に戻ってしまう可能性もあるという記事の内容には至極同意しています。

そのための準備はしておいた方がよろしいのではないでしょうか? 私はもういつ死んでもいいように生きてます。若い頃の目標は達成しました。なので40代は新しい目標が見つけられずに人生右往左往していました。

死んでも不思議ではなかった時期でした。

しかし、今はただどれだけ自分の演奏を上手くするか、どうやれば上手くなるのか、楽器演奏を極めることだけしか考えていません。それが目標にもなっています。 そこにいろんな答えがあるのであると信じて頑張っています。




頑張ってないか。(笑)自由に生きてます。(笑)